第2章(2)家の機関紙呼吸で快適・長寿命
2.家の機関紙呼吸で快適・長寿命
通気層の通気の量を四季に合わせて変えることで、夏はTシャツになり、冬はセーターを衣替えする家はこのような仕組みです。
春~秋は床下と屋根の上の換気口を開くと温度差で通気層に上昇気流が発生します。
柱や梁・土台などが高温多湿な時季に湿気を抱えないようになります。
同時に床下の涼しい空気を利用することで壁の中の湿度も上がらず夏は快適です。
冬は換気口が閉じることで通気の量を絞ります。
セーターを着たように空気の層ができ、たいへん暖かい家となります。
では換気口の開閉はどうするのでしょうか?
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いいものがありました『形状記憶合金』です。
このバネは、暖まると縮み、冷えると伸びるという特性を持っています。
人の手や過大な設備・電力を使わず気温によって開閉します。
この最先端技術によって家の衣替えが可能になったのです。
※形状記憶合金はチタンとニッケルで錆びません。
10万回のヒートサイクル試験にも劣化しないので100年持つ家造りを支えます。
WBHOUSEは国の基準はクリアしていますので冬はしっかり暖かく。
夏は独自の通気で壁に熱を抱えず、エアコンの力を温度で訳15%、後ほど紹介する透湿の力で湿度も訳50%削減できる実験結果を得ました。
『深呼吸したくなる家』WBHOUSEのWBは、ダブルブレス【2つの呼吸】を意味します。
1つの呼吸は形状記憶合金による換気口の開閉で通気量を変える。
大きな家の気管支呼吸の役割を表します。
では二つ目の呼吸はなんでしょうか?